円形脱毛症 治し方

円形脱毛症の原因、治し方

円形脱毛症

 

 

円形脱毛症は円形、楕円形に地肌がくっきり見える症状です。1箇所だけの単発型、数カ所が脱毛する多発型をはじめ、髪の毛が全て抜け落ちる全頭脱毛の症状などがあります。

 

円形脱毛症の原因は自己免疫疾患です。自己免疫はリンパ球が毛母細胞を攻撃することで、髪の毛が完全に抜け落ちてしまいます。引き金はストレスや遺伝などが考えられますが、はっきりとはわかっていません。免疫システムが毛根を一斉に攻撃することで、突然髪の毛が抜け落ちます。

 

 

円形脱毛症の治し方

 

円形脱毛症の多くは時間が経つと免疫システムが落ち着き、毛母細胞への攻撃をやめます。しばらく放置することで円形脱毛症は治ってきます。ただ、そのまま放置してもなかなか治らない事も多くあります。ここでは円形脱毛症ガイドラインで紹介されている円形脱毛症の治し方について紹介します。

 

 

ステロイド

 

ステロイド外用

 

皮膚科で最も行われているのがステロイド外用薬です。円形脱毛症の面積が25%以下の単発型、多発型に有効な治療です。円形脱毛症がはじまってから3ヶ月から6ヶ月程度の人に処方されています。ステロイドには免疫を抑える作用があり、リンパ球の働きを抑制する作用があります。症状によっては内服タイプのステロイドを処方するケースもあります。

 

 

 

固定化した円形脱毛症には、ステロイド局注、局所免疫療法

 

円形脱毛症が6ヶ月以上拡大することなく固定した症状の場合、ステロイド局注や局所免疫療法が行われます。ステロイド局注は円形脱毛症の面積が25%以下(S1)の症状で行われます。脱毛面積が25%を超える場合は局所免疫療法が行われます。

 

ステロイド局注は注射でステロイドを注入します。ステロイドの外用や内服では効果がなく、症状が長く固定している場合に行われます。局所免疫療法はかぶれを起こす薬品を脱毛部に塗り、弱い皮膚炎をおこさせる治療法です。円形脱毛症が長く固定している人に行われている治療です。

 

 

塩化カルプロニウム

 

塩化カルプロニウム

 

塩化カルプロニウムとは血管を拡張する作用があり、毛根を活性化する効果があります。ステロイドなどと併用することで円形脱毛症を改善する働きがあります。皮膚科では塩化カルプロニウムを5%配合したフロジン液やジェネリックのアロビックス外用液などが処方されています。

 

その他、市販でも塩化カルプロニウムを配合した育毛剤が販売されています。カロヤンプログレなどには塩化カルプロニウムを2%を配合しています。